ここ最近、
LPO(ランディング・ページ・オプティマイゼーション)などという
言葉をよくききますけど、なんのことかざっくりというと
overtureなど広告からのリンク先である着地ページ(L P)で、
これを最適化(Optimization)することを
LPOと呼ぶようです。
http://japan.internet.com/busnews/20050825/8.html
google adwordsやovertureなどが広まって、
より広告効果あげるために注目されているようです。
でもこれって、
アクションクリックなどが
1999年の設立以来、注力してきたことではないだろうか?
http://www.actionclick.net/max/index.html
・・・そういうわけで、LPOということばを最初に聞いたときから、
別に新しいものではないなとぼくはおもっています。
(紙カタログの表紙なども同じ機能を持つといえばそう。古くから。)
LPOが注目を集め、それに対応している人を見ると、
「う〜ん、大切なのはそこじゃないだろう」と、おもってしまいます。
それで、ぼくは大切なのは
LPOよりも、LCO。
っていっています。
「LCO」はぼくの造語で、裏づけもないのですが、
ランディング・コンテクスト・オプティマイゼーション
です。(Landing Context Optimization)
(ランディングという表現はすきではないが、
語呂合わせの意味をもたせるためにこれは妥協して。。。)
LCOとしては、先日、
このjust do it blogのエントリーで紹介した
「瀧定名古屋:Causing fashion」が好例とおもいます。
http://justhyodoit.jugem.jp/?eid=99
(カンヌ広告祭 サイバーライオンショートリストにもはいった。)
この「瀧定名古屋」サイトを通過して、次に採用サイト「リクナビ」に続くのですが、
単に「読みやすい、わかりやすい」会社情報をハイライトしたものを見るよりも、
応募意向は劇的に高められるでしょう。(心の的をはずさなければ)
http://www.a-n-t.jp/06awards/takisada/a1/index.html
で、この「LCO」とその考え方を先日、元
ワンスカイの
内山さん @ GT inc.に
話す機会があったのですが、どうやら共感してもらえたようでした。
(ちがっていたらスミマセン。)
なお、「瀧定名古屋」に見られるこのやりかた、この設計は、
好事例としてこれから、増えていくとおもいます。
これを制作するのに最も重要でかつ調達がむずかしいのが、
メディアや、関心を持たせるためのインセンティブではなく、
コンテクストをとらえ、アイデアを出し、メッセージをぶれなく
webに落とし込むクリエイティブの力量、だとおもいます。
クリエイティブの錬度が勝負の分かれ目になるのが
一般的になってくると、webがもっと面白くなるのではないでしょうか。
「ユーザビリティが高い」「わかりやすい」だけのwebページをつくること、
受けのいいインセンティブを手に入れることに
やっきになっていてはむずかしくなっていくのかもしれません。
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